見慣れた町を歩く。

…隣にいたのに。

一緒に歩いてたのに。


あの時の私の弱さと幼さでは、章司を見つめ続けるのが辛かった。

苦しかった。


どこにいても、章司を恋しく想う。


…気付いたら、
泣いてた。


歩けなかった。

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