最凶少女
鈴は光に抱きついて満足して、皆の疑問に答える。

でも、光には抱きついてる。

「その2人はね〜、静流の下っ端だった子達で私の味方で、眼鏡かけてるのが、錦彩人。で、その隣にいる根暗ぽいのが本庄達也。で、欠伸をしてるのが皆さんご存知の方です!

で、私は濡れ衣で追い出されました!」

ドヤッ顔で言った鈴。

それに、眠たそうな冬馬がそれに付け加える。

「追い出される寸前に殴られたり蹴られたり、その前日にはクソ女が首を絞めたのも早いうちに言っとけ」

「ちょっ!冬馬!それは、言わないって!」

「あぁ。“兄貴には言わない”とは言ったけど?」

「言ったよね!?今、思いっきり言ったよね!?」

「ん?おぉ。すまんな。“たまたま”兄貴がいたな。これは、不可抗力だな。うん」

「冬馬〜!!」

「眠いから寝る。後は、彩人達に聞け。おやすみ」

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