難攻不落な彼に口説かれたら
7、彼と過ごすクリスマスイブ
「あっ、これなんかいいかな?」
私が指差したのは、高さ一メートルくらいの大きなテディベア。
「心ちゃんって、ぬいぐるみ好きなんだ?」
仁がぬいぐるみを見て微かに頰を緩める。
「うん。私もそうだったけど、心ちゃん、寝る時はいつもぬいぐるみ抱いて寝るの」
今日は、十二月二十四日でクリスマスイブ。
結局、昨日は仁と一緒に自宅に着替えを取りに行き、二日続けて彼の家にお泊まりした私。
今日も仁の家でのんびり過ごすつもりだったのだけど、心ちゃんのクリスマスプレゼントを買っていないことを思い出し、こうして銀座のデパートに買い物に来ている。
私の用事に付き合わせるのは悪いし、本当はひとりで買い物をするつもりだったのだけど、仁が車出すって言ってきかなくて……。
私の体調を気にしてなんだろうけど、仁ってすごく心配性だなって思う。
私が指差したのは、高さ一メートルくらいの大きなテディベア。
「心ちゃんって、ぬいぐるみ好きなんだ?」
仁がぬいぐるみを見て微かに頰を緩める。
「うん。私もそうだったけど、心ちゃん、寝る時はいつもぬいぐるみ抱いて寝るの」
今日は、十二月二十四日でクリスマスイブ。
結局、昨日は仁と一緒に自宅に着替えを取りに行き、二日続けて彼の家にお泊まりした私。
今日も仁の家でのんびり過ごすつもりだったのだけど、心ちゃんのクリスマスプレゼントを買っていないことを思い出し、こうして銀座のデパートに買い物に来ている。
私の用事に付き合わせるのは悪いし、本当はひとりで買い物をするつもりだったのだけど、仁が車出すって言ってきかなくて……。
私の体調を気にしてなんだろうけど、仁ってすごく心配性だなって思う。