難攻不落な彼に口説かれたら
「それは、よかった。洋食の店はどこも予約いっぱいだったんだ」
今朝は私お昼近くまで寝かせてもらったし、きっとその間にお店に電話してくれたんだろうな。
仁が予約したお店は赤坂の方にあって、そこもカップルで混み混みだった。
「ここもカップルだらけだね」
何気なく言った言葉なのだけど、仁は急に不機嫌な顔になって注意する。
「俺達もカップルなのを忘れずに」
「あっ、そうでした」
まだ仁と恋人という実感はない。
苦笑いする私を横目で見ると、仁は近くにいた店員さんに「予約した片岡ですけど」といつものクールな顔で告げた。
仁を見てポッと頰を赤くする店員さん。
その反応よーくわかるよ。
テレビで観る俳優よりも仁はカッコイイもんね。
だから、彼と一緒にいるのが夢みたいで、クリスマスイブってせいもあるけど、目に映るものがキラキラして見える。
今朝は私お昼近くまで寝かせてもらったし、きっとその間にお店に電話してくれたんだろうな。
仁が予約したお店は赤坂の方にあって、そこもカップルで混み混みだった。
「ここもカップルだらけだね」
何気なく言った言葉なのだけど、仁は急に不機嫌な顔になって注意する。
「俺達もカップルなのを忘れずに」
「あっ、そうでした」
まだ仁と恋人という実感はない。
苦笑いする私を横目で見ると、仁は近くにいた店員さんに「予約した片岡ですけど」といつものクールな顔で告げた。
仁を見てポッと頰を赤くする店員さん。
その反応よーくわかるよ。
テレビで観る俳優よりも仁はカッコイイもんね。
だから、彼と一緒にいるのが夢みたいで、クリスマスイブってせいもあるけど、目に映るものがキラキラして見える。