難攻不落な彼に口説かれたら
「それで、俺が帰ってからどうなった?」
欧風カレーを口に運んでいた手を止め、古賀さんは急に話を切り出す。
「何がです?」
澄まし顔で俺はカレーを口に運ぶ。
「惚けるなよ。雪乃とどうなったって聞いてるんだよ」
「ちゃんと付き合ってますよ」
スプーンを持った手を止めると、古賀さんの目を見て答えた。
「おっ、そこは潔く認めるんだな。ふーん、昨日はクリスマスイブだったし、さぞかし情熱的な……んぐ‼︎」
面白そうに目を輝かせる古賀さんの口に俺はらっきょうを放り込む。
「紳士ならそういう下世話な話はしないで下さい」
古賀さんに抗議するように冷ややかな視線を向けると、彼は苦しくなったのか水をガブ飲みした。
欧風カレーを口に運んでいた手を止め、古賀さんは急に話を切り出す。
「何がです?」
澄まし顔で俺はカレーを口に運ぶ。
「惚けるなよ。雪乃とどうなったって聞いてるんだよ」
「ちゃんと付き合ってますよ」
スプーンを持った手を止めると、古賀さんの目を見て答えた。
「おっ、そこは潔く認めるんだな。ふーん、昨日はクリスマスイブだったし、さぞかし情熱的な……んぐ‼︎」
面白そうに目を輝かせる古賀さんの口に俺はらっきょうを放り込む。
「紳士ならそういう下世話な話はしないで下さい」
古賀さんに抗議するように冷ややかな視線を向けると、彼は苦しくなったのか水をガブ飲みした。