難攻不落な彼に口説かれたら
古賀さんは優しく微笑むと、心ちゃんの頭を撫でた。
こんなデレ顔の古賀さんは初めて見るな……そんなことを思っていると、心ちゃんに声をかけられた。
「お兄ちゃん」
「何?」
俺が屈んで心ちゃんと目を合わせると、彼女は俺に顔を近づけて耳打ちした。
「ありがとう。お兄ちゃん、雪乃ちゃんの彼氏なんでしょう?結婚式には私ベールガールやってあげる」
父親は仲人で、娘はベールガール。
似た者親子と言うべきか。
だが、頼もしい味方には違いない。
「楽しみにしてるよ」
心ちゃんの髪を撫でて微笑むと、彼女は再び父親の元に戻った。
古賀さん親子が去ると、俺はミーティングルームを片付けながら、雪乃に声をかけた。
「古賀さんの会食場所の詳細、後でメールで俺に送って」
こんなデレ顔の古賀さんは初めて見るな……そんなことを思っていると、心ちゃんに声をかけられた。
「お兄ちゃん」
「何?」
俺が屈んで心ちゃんと目を合わせると、彼女は俺に顔を近づけて耳打ちした。
「ありがとう。お兄ちゃん、雪乃ちゃんの彼氏なんでしょう?結婚式には私ベールガールやってあげる」
父親は仲人で、娘はベールガール。
似た者親子と言うべきか。
だが、頼もしい味方には違いない。
「楽しみにしてるよ」
心ちゃんの髪を撫でて微笑むと、彼女は再び父親の元に戻った。
古賀さん親子が去ると、俺はミーティングルームを片付けながら、雪乃に声をかけた。
「古賀さんの会食場所の詳細、後でメールで俺に送って」