難攻不落な彼に口説かれたら
秀兄は、パソコンを立ち上げながら苦笑する。
「それはご愁傷さま。仕事で飲んでるのに大変だね」
「今朝、心も『お酒くちゃい』とか言ってキスしてくれなかったし、俺の理解者はお前だけだよ。お前の方は、だいぶ体調良さそうじゃないか?髪もアップにしてちょっと色気が……」
秀兄の言葉を遮り、彼を睨みつける。
「セクハラ発言だよ。秀兄」
「ハハッ、悪い。ところで、お前と片岡って知り合いなのか?」
秀兄の質問にドキッとした。
「どうしてそんなこと聞くの?」
すぐには答えず、逆に秀兄に聞き返す。
「片岡がお前の体調気にしてたから」
……やっぱり、昨日は私のこと気にして戻ってきてくれたんだ。
そう思うと嬉しかった。
「それはご愁傷さま。仕事で飲んでるのに大変だね」
「今朝、心も『お酒くちゃい』とか言ってキスしてくれなかったし、俺の理解者はお前だけだよ。お前の方は、だいぶ体調良さそうじゃないか?髪もアップにしてちょっと色気が……」
秀兄の言葉を遮り、彼を睨みつける。
「セクハラ発言だよ。秀兄」
「ハハッ、悪い。ところで、お前と片岡って知り合いなのか?」
秀兄の質問にドキッとした。
「どうしてそんなこと聞くの?」
すぐには答えず、逆に秀兄に聞き返す。
「片岡がお前の体調気にしてたから」
……やっぱり、昨日は私のこと気にして戻ってきてくれたんだ。
そう思うと嬉しかった。