難攻不落な彼に口説かれたら
受付の桃園さんといえば、うちの男性社員にモテモテのふわゆるパーマの可愛い子だ。
「そうなんですね。でも、どんなに可愛い子がアタックしても、片岡君は落とせないかも」
月を落とせないのと同じだ。
触れるのだって難しい。
「え~、そうなんですかあ?私も実は憧れてるんですけど。だってすごくカッコいいですよね?しかも、社長の甥ですよ!」
残念そうな顔をしているのは、常務秘書の相模麗奈。麗奈ちゃんは私の一年後輩だ。背は私より低くて、黒髪のボブでとってもキュート。
今秘書室にいるのは、私を入れて三人。
他の秘書さん達は来客対応や会議室の準備で席を外しているらしい。
「確かに綺麗な顔だよね。近くで見るとドキッとするもん」
麗奈ちゃんの言葉に相槌を打った。
「そうなんですね。でも、どんなに可愛い子がアタックしても、片岡君は落とせないかも」
月を落とせないのと同じだ。
触れるのだって難しい。
「え~、そうなんですかあ?私も実は憧れてるんですけど。だってすごくカッコいいですよね?しかも、社長の甥ですよ!」
残念そうな顔をしているのは、常務秘書の相模麗奈。麗奈ちゃんは私の一年後輩だ。背は私より低くて、黒髪のボブでとってもキュート。
今秘書室にいるのは、私を入れて三人。
他の秘書さん達は来客対応や会議室の準備で席を外しているらしい。
「確かに綺麗な顔だよね。近くで見るとドキッとするもん」
麗奈ちゃんの言葉に相槌を打った。