大人の心になってあなたに会いに行く
彼は私がそう行動することに驚いていたが、そのまま抱きしめて私を離さなかった。 

「後悔してもしらないからね……もう、……、ても」

私がなんて言ったのか聞き返そうと思ったけど、もう私は、彼に夢中だった。

何も考えられなくなり、ただ目の前にある快感だけに溺れていた。

私は、切ない彼の顔を一生忘れられないだろう。



翌朝………。
目が覚めると、私は、元の部屋に戻っており服も着ていた。

そして、案の定……。


彼はいなかった。
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