大人の心になってあなたに会いに行く
そして、智久とホテルのロビーで落ち合い妹たちのもとへ向かった。
その途中で私は智久にきいてみた。
「ねぇ、智久。
ホントは今日行きたかったとこあるんじゃないの?」
そう言うと、智久は一瞬目を大きく開いたが何事もなかったかのように
「別にないけど、詩乃はどっかいきたかったとこあんの〜?」
「いや、智久。
もう嘘つかなくていいよ……私もつきたくない。」
そう言うと、智久は少し笑って手で目を隠して言った
「やっぱ、バレてたか…ごめん。
でも、流石に琴ちゃんの結婚式だけは出たいS」
「あのさ!!!!
そこまで意地張らなくてもいいじゃん!!!
もう、行きなよリバーヴのLive。」
「な、なんでそれっ」
「私ね、小さい頃からいろんな人の顔を覚えなきゃいけなくてそれで自然と一回見た人の顔はどんなに変わっててもだいたいわかるの。
そして、11年も仮に恋人としてあなたの隣にいたんだから知りたくなくても、分かる。」
私がそう言うと、智久は
「……。ごめん詩乃。俺なんも知らなかったんだな。ホントにごM」
私はその後に続く智久の言葉を遮って智久の背中を押して
「謝るのは私の方だから。
今までありがとうね。」
と言って、急いで智久を行かせた。
その途中で私は智久にきいてみた。
「ねぇ、智久。
ホントは今日行きたかったとこあるんじゃないの?」
そう言うと、智久は一瞬目を大きく開いたが何事もなかったかのように
「別にないけど、詩乃はどっかいきたかったとこあんの〜?」
「いや、智久。
もう嘘つかなくていいよ……私もつきたくない。」
そう言うと、智久は少し笑って手で目を隠して言った
「やっぱ、バレてたか…ごめん。
でも、流石に琴ちゃんの結婚式だけは出たいS」
「あのさ!!!!
そこまで意地張らなくてもいいじゃん!!!
もう、行きなよリバーヴのLive。」
「な、なんでそれっ」
「私ね、小さい頃からいろんな人の顔を覚えなきゃいけなくてそれで自然と一回見た人の顔はどんなに変わっててもだいたいわかるの。
そして、11年も仮に恋人としてあなたの隣にいたんだから知りたくなくても、分かる。」
私がそう言うと、智久は
「……。ごめん詩乃。俺なんも知らなかったんだな。ホントにごM」
私はその後に続く智久の言葉を遮って智久の背中を押して
「謝るのは私の方だから。
今までありがとうね。」
と言って、急いで智久を行かせた。