大人の心になってあなたに会いに行く
私は、私の気持ちを抑えきれず履いていたヒールも脱げるぐらい猛スピードで勇斗さんの胸元へダイブした。

もちろん、勇斗さんは驚いていたが前にあった時とは違う。

体つきがしっかりとしていて私がダイブしたのに倒れずそのまま抱きしめてくれた。

「カッコつけ……」

そう私の呟いた言葉を勇斗さんは聞き逃さなかった。
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