大人の心になってあなたに会いに行く
そう思っている間に彼女のいつもポニーテールにしている長い髪を無意識のうちになでていた。



そして、彼女はよく眠っているのかそれに気づいてないようだった。



俺は、彼女の髪から手を離すと、彼女はなにか口元が動いていた。

「き…、響……ゴメンね」

しかし、その言葉を発した本人はぐっすり眠っている。
< 45 / 139 >

この作品をシェア

pagetop