来たれ文化祭

「どうしても楽しい文化祭にしたいの。
 これからにつながる文化祭に…」

切実なる妙の願い。

「…あまり、いい子はいなんだけどね。
 いいわ、渡しとく。
 5人ね。
 ちょうどかっこいいのが5人いるから」

多美先生は心よりOKしてくれた。

「有り難う、多美ちゃん」

「それと、一言。
 私は先生だからちゃん付けは…
 っていないしー」

妙は多美先生の説教を無視してにっこにこで家へと帰っていった。

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