大好きな君へ
陸斗side
2人の自己紹介が終わった
「さっそくなんですけど、今回のライブについて……」
ライブの話をしてても意識は桜さんの事が引っかかって仕方ない
そんな間も葵さんは話しかけてくれる。
「もし良かったら……会場まで一緒にいきませんか?」
桜さんはなんかレポートみたいなのをしてた。
俺の事に興味をもってくれないかな?
「あの!」
「はっはい!」
びっくりした……
「そんなに桜の事が気になりますか?」
「いえ……そんなことは……」
嘘だ……めっちゃ気になる……
「LINE交換してみたらいいじゃないですか?」
「いや……」
俺とLINE交換してくれるだろうか
「グジグジしないでくださいよ(笑)」
年下に注意された……
「さくら」
「ほぇ?どうしたの?」
ほぇ?だって……可愛すぎる……
「だから、LINE交換しよって!」
桜さんは困った顔をした。
「俺とLINE交換しませんか?」
お願いだ。いいと言ってくれ……
「あっはい!します。」
その時の彼女の顔は笑顔だった。
その笑顔に俺は完璧に彼女の虜になってしまった
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