My.doctor…?
急いで部屋に戻ると
咲桜ちゃんは椅子に座ったまま
机に伏せ
苦しそうに咳をしていた。
「咲桜ちゃん!?」
「ゴホッ、ゴホッ、せ…んせ…」
伏せていた咲桜ちゃんは
咳をしながら体を起こした。
俺は椅子ごと自分の方へ向きを変え、脈を測る。
「ちょっと俺の鞄取って」
「お、おう」
友人に頼み鞄を受け取ると
中から聴診器を取りだした。
「男は後ろ向け」
言いながら
彼女の服の
上2つのボタンを外していった。
こんな時でも
さすがに女の子の肌を男共に見せる訳にはいかないと思ってしまう俺って…。
俺は出来るだけ冷静に
その場で診察していった。
「…喘鳴もある。喘息か?」
このまま病院に連れてって
ちゃんと検査をした方がいいな。
その前に
少しでもこの咳を落ち着かせないと、窒息死するッ
「咲桜ちゃん、吸引器はある?」
そう尋ねると
微かに首を縦に降った。
急いで鞄の中から吸引器を出し
応急処置をする。
そして俺は
彼女を横抱きし店を出た。
車で来ていた為
彼女を助手席に座らせ
車を発進させた。
「悪かった…咲桜ちゃん。俺がもっと早く気付いていればッ」
悔しくて唇を噛み締め
車のスピードをあげて
自分の病院へと向かった。
――……速水side END *。+†*
咲桜ちゃんは椅子に座ったまま
机に伏せ
苦しそうに咳をしていた。
「咲桜ちゃん!?」
「ゴホッ、ゴホッ、せ…んせ…」
伏せていた咲桜ちゃんは
咳をしながら体を起こした。
俺は椅子ごと自分の方へ向きを変え、脈を測る。
「ちょっと俺の鞄取って」
「お、おう」
友人に頼み鞄を受け取ると
中から聴診器を取りだした。
「男は後ろ向け」
言いながら
彼女の服の
上2つのボタンを外していった。
こんな時でも
さすがに女の子の肌を男共に見せる訳にはいかないと思ってしまう俺って…。
俺は出来るだけ冷静に
その場で診察していった。
「…喘鳴もある。喘息か?」
このまま病院に連れてって
ちゃんと検査をした方がいいな。
その前に
少しでもこの咳を落ち着かせないと、窒息死するッ
「咲桜ちゃん、吸引器はある?」
そう尋ねると
微かに首を縦に降った。
急いで鞄の中から吸引器を出し
応急処置をする。
そして俺は
彼女を横抱きし店を出た。
車で来ていた為
彼女を助手席に座らせ
車を発進させた。
「悪かった…咲桜ちゃん。俺がもっと早く気付いていればッ」
悔しくて唇を噛み締め
車のスピードをあげて
自分の病院へと向かった。
――……速水side END *。+†*