夏の予感


「で?せっかくのチャンス無駄にしたって」

私の正面に座る百合子、彼女は私の小学のころからの友達、私は勝手に親友だなんて思っているけれど。

「だって~っあんな急接近できるなんて思ってなかったし。それにあんな人だと思ってなかったってのもある...。」


っていうか、性格が悪すぎなんだよ!!
心の中で思っても空しいだけ、惚れた弱み?ってやつだろうか

「まぁ、いいんじゃない?緊張して話もできないよりはさ、」

そう言ってアイスコーヒーを飲む百合は本当に大人に見える
や、同い年なんだけどさ!




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