甘え下手の『・・・』
ウチの会社は基本的に残業は少ない方だけれどイベント前は話が別だ。気づけば定時を2時間以上も過ぎていた。
キリがないので終わりにしよう。そう考え帰り支度をしていると、
「相沢さん?」
聞き慣れない声に振り向くと、やはり見慣れない顔の女性社員が立っていた。
「えっと…はい、何か?」
「あの、今、廊下で、頼まれて…営業部のミーティングルームに寄ってくれって…」
「そうですか、わかりました。行ってみますね?ありがとうございます」
「はい、よろしくお願いします、…では失礼します」
安心した表情を見せてフロアから足早に去っていく彼女。何だかモジモジと挙動不審な態度に不信感が全くないというわけではなかったけれど、イベントのことでのことかもしれないと言われたとおりにすることにした。
営業部に向かうとフロアはほぼ照明が落とされていて残業してる人もいないようだった。
(ミーティングルームに集まってるのかな?)
と電気のついている場所へと足をすすめる。
キリがないので終わりにしよう。そう考え帰り支度をしていると、
「相沢さん?」
聞き慣れない声に振り向くと、やはり見慣れない顔の女性社員が立っていた。
「えっと…はい、何か?」
「あの、今、廊下で、頼まれて…営業部のミーティングルームに寄ってくれって…」
「そうですか、わかりました。行ってみますね?ありがとうございます」
「はい、よろしくお願いします、…では失礼します」
安心した表情を見せてフロアから足早に去っていく彼女。何だかモジモジと挙動不審な態度に不信感が全くないというわけではなかったけれど、イベントのことでのことかもしれないと言われたとおりにすることにした。
営業部に向かうとフロアはほぼ照明が落とされていて残業してる人もいないようだった。
(ミーティングルームに集まってるのかな?)
と電気のついている場所へと足をすすめる。