甘え下手の『・・・』
甘え下手の『愛してる』
「陸斗っ!陸斗、ゴキ!ゴキ出た!やっつけてー」
「瑞希、頑張れ」
「嘘でしょう!?」
「嘘だよ。どこだよ?」
笑いながら殺虫剤を手にもち戦いに挑んでくれる陸斗を見守る。
「ありがとー、はぁ、怖かった」
「お前さ、ここ何年住んでるんだ?」
戦いに勝った陸斗に労いのコーヒーをだすとそう聞いてきた。
「んっと、入社と同時だから、もう6年はたつかなぁ」
更新などで引っ越すタイミングはもちろんあったのだけど、使い勝手や居心地が良かったのでそのままにしていた。ゴキが頻繁に出るようになったのはここ1年くらいで
「さすがにもう引っ越し考えようかな。古くなってきたし…陸斗いないときにゴキでたらやだし…」
「あれ?一人だったら戦うんじゃなかったのか?」
ニヤッと笑いながら意地悪を言う陸斗に頬をふくらますと、
「冗談だ。来いよ」
手を引き寄せられ陸斗の足の間に座らせられた。抗議のつもりで全体重で陸斗に寄りかかってもへっちゃらで笑ってる。
「瑞希、頑張れ」
「嘘でしょう!?」
「嘘だよ。どこだよ?」
笑いながら殺虫剤を手にもち戦いに挑んでくれる陸斗を見守る。
「ありがとー、はぁ、怖かった」
「お前さ、ここ何年住んでるんだ?」
戦いに勝った陸斗に労いのコーヒーをだすとそう聞いてきた。
「んっと、入社と同時だから、もう6年はたつかなぁ」
更新などで引っ越すタイミングはもちろんあったのだけど、使い勝手や居心地が良かったのでそのままにしていた。ゴキが頻繁に出るようになったのはここ1年くらいで
「さすがにもう引っ越し考えようかな。古くなってきたし…陸斗いないときにゴキでたらやだし…」
「あれ?一人だったら戦うんじゃなかったのか?」
ニヤッと笑いながら意地悪を言う陸斗に頬をふくらますと、
「冗談だ。来いよ」
手を引き寄せられ陸斗の足の間に座らせられた。抗議のつもりで全体重で陸斗に寄りかかってもへっちゃらで笑ってる。