君の向こうのココロ
つながり
その日の夜はとても静かで、じめっぽさも落ち着いていて比較的過ごしやすかった。
今日も神村はいない。
僕が理緒と会ってることなんて知らないそうだ。
自分の事で精一杯のようで…
理緒はキスをする時、僕の頬を触る。
頬を触られると、全身に電気が走る。
何だか心地よい気分になり、ココロがホワッと暖かくなる。
僕のココロは覚えていて、切なくなる。
理緒は僕と同じくらい投資の知識を持っていた。
ただ始めるタイミングが掴めなかったらしい。
僕が手解きすることは少なくて、勇気を持って今、取引してる。
僕も負けてられないな。
これで将来食べて行くのだから。
ちなみに理緒が投資の勉強を始めたのには、理由があった。
神村の転職癖だそう。
転職する度、新しい職場では初任給に戻る。
当たり前だ。
毎年昇給してからこそ、給料が上がるんだから。
晴夏ちゃんが小学生になるって考えた時に
理緒がいくら働いても家計は火の車になるのが目に見えたそう。
しっかり考えたようだ。
旦那に甘えぬスタイルは強い女性の証拠。
今日も神村はいない。
僕が理緒と会ってることなんて知らないそうだ。
自分の事で精一杯のようで…
理緒はキスをする時、僕の頬を触る。
頬を触られると、全身に電気が走る。
何だか心地よい気分になり、ココロがホワッと暖かくなる。
僕のココロは覚えていて、切なくなる。
理緒は僕と同じくらい投資の知識を持っていた。
ただ始めるタイミングが掴めなかったらしい。
僕が手解きすることは少なくて、勇気を持って今、取引してる。
僕も負けてられないな。
これで将来食べて行くのだから。
ちなみに理緒が投資の勉強を始めたのには、理由があった。
神村の転職癖だそう。
転職する度、新しい職場では初任給に戻る。
当たり前だ。
毎年昇給してからこそ、給料が上がるんだから。
晴夏ちゃんが小学生になるって考えた時に
理緒がいくら働いても家計は火の車になるのが目に見えたそう。
しっかり考えたようだ。
旦那に甘えぬスタイルは強い女性の証拠。