君の向こうのココロ
あんまり食欲が沸いてしまったので晴夏ちゃんに理緒がもう一枚パンを追加する。
「ねぇね~。なにたべてるの~。」
なんと奏太くんまで食べに来てしまった。
僕は奏太くんの口にもパンを一口入れてあげる。
「おいちー。もっと食べたいなぁ~。」
奏太くんの再びの食欲に、理緒が参ったなという顔をしてまたパンを追加する。
僕たち3人で併せて3枚食べてしまったらしい。
「これ、日菜ちゃんたちの分ないじゃない(笑)」
理緒がまた笑ってる。
すると貴くんが起きて来て体を左右にねじりながら、言った。
「食育のひとつだよ。笑顔で食べるから、食欲がわくの。兄貴の前で姉貴が笑ってるから、子供たち楽しいんだよ。」
「えぇっ。私そんなに笑ってる?」
「笑ってるよ~。昔の姉ちゃんだよ。」
確かにそうかもしれない。たくさん笑って、たくさん喋って、賑やかだったら、毎日楽しいんだ。きっと。
「姉貴…幸せそうだね。」
貴くんがほっとした様子で、目まで崩して笑ってる。
「まだまだ問題はありますけど…。」
「だね。神村が、どういう反応をするかだよ。」
僕と貴くんは顔を見合わせる。
「ねぇね~。なにたべてるの~。」
なんと奏太くんまで食べに来てしまった。
僕は奏太くんの口にもパンを一口入れてあげる。
「おいちー。もっと食べたいなぁ~。」
奏太くんの再びの食欲に、理緒が参ったなという顔をしてまたパンを追加する。
僕たち3人で併せて3枚食べてしまったらしい。
「これ、日菜ちゃんたちの分ないじゃない(笑)」
理緒がまた笑ってる。
すると貴くんが起きて来て体を左右にねじりながら、言った。
「食育のひとつだよ。笑顔で食べるから、食欲がわくの。兄貴の前で姉貴が笑ってるから、子供たち楽しいんだよ。」
「えぇっ。私そんなに笑ってる?」
「笑ってるよ~。昔の姉ちゃんだよ。」
確かにそうかもしれない。たくさん笑って、たくさん喋って、賑やかだったら、毎日楽しいんだ。きっと。
「姉貴…幸せそうだね。」
貴くんがほっとした様子で、目まで崩して笑ってる。
「まだまだ問題はありますけど…。」
「だね。神村が、どういう反応をするかだよ。」
僕と貴くんは顔を見合わせる。