君の向こうのココロ
本当は酷いことをしたとわかってる。
尚更、一緒に居たくないと逃げているのもある。
あいつの前向きな姿勢が俺のココロを締め付けてくる。
ふいに見つけた理緒のメモ…
最初は金をさがしてただけだった。
その日小遣いだけじゃ足りなくて、理緒の家計簿を開いた。小分けにしてストックしてるのは知ってたから。
1000円くらいならいいと思って拝借しようとしたのが、良くなかったのか、
まぁ罰当たりな行動に天誅がくだったんだ。
隅っちょに小さく
「死にたい」
って、綺麗な文字で丁寧に書いてあった。
怖くなった。
丁寧に書いてあるからこそ簡単に考えているわけじゃないって、馬鹿な俺でも気がついた。
何故死にたいのかなんて聞かなくてもわかってる。
俺があの日したこと…
あいつを無理矢理…
あいつは他と違った。
他の女は体なんて震えさせない。
理緒は…
理緒はいつでも目に涙を沢山ためて、
堪えているようだった。
恵子や沙空を抱いて痛感した。
なんてことをしてしまってきたのだろう。
尚更、一緒に居たくないと逃げているのもある。
あいつの前向きな姿勢が俺のココロを締め付けてくる。
ふいに見つけた理緒のメモ…
最初は金をさがしてただけだった。
その日小遣いだけじゃ足りなくて、理緒の家計簿を開いた。小分けにしてストックしてるのは知ってたから。
1000円くらいならいいと思って拝借しようとしたのが、良くなかったのか、
まぁ罰当たりな行動に天誅がくだったんだ。
隅っちょに小さく
「死にたい」
って、綺麗な文字で丁寧に書いてあった。
怖くなった。
丁寧に書いてあるからこそ簡単に考えているわけじゃないって、馬鹿な俺でも気がついた。
何故死にたいのかなんて聞かなくてもわかってる。
俺があの日したこと…
あいつを無理矢理…
あいつは他と違った。
他の女は体なんて震えさせない。
理緒は…
理緒はいつでも目に涙を沢山ためて、
堪えているようだった。
恵子や沙空を抱いて痛感した。
なんてことをしてしまってきたのだろう。