君の向こうのココロ
信じることができない
僕は一旦家に帰ることにした。
あの場の空気に耐えられなくなってた。
ご飯を食べて頃合いを見計らって、また来るよって告げて。
理緒もそうしたほうがいいかもって。
自分の家に着いた途端寂しくなった。
僕には理緒が必要なんだって、そうまた痛感した。
これまで幾度となくこの同じ痛みを繰り返して来た。
喉の奥から溢れ出てくるしょっぱい気持ちに何度も悩まされる。
僕が理緒のそばにいることはまだ許されないのか…。
死ぬまで許されないのか…
それとも理緒が許してくれないのか…。
違う…
そうじゃない。
許してないのは…
僕自身だ…。
僕が怖がっているだけだ…。
僕だ…。
僕だったんだ…。
気がついた途端、僕の手の平には爪が突き刺さっていた。
あの場の空気に耐えられなくなってた。
ご飯を食べて頃合いを見計らって、また来るよって告げて。
理緒もそうしたほうがいいかもって。
自分の家に着いた途端寂しくなった。
僕には理緒が必要なんだって、そうまた痛感した。
これまで幾度となくこの同じ痛みを繰り返して来た。
喉の奥から溢れ出てくるしょっぱい気持ちに何度も悩まされる。
僕が理緒のそばにいることはまだ許されないのか…。
死ぬまで許されないのか…
それとも理緒が許してくれないのか…。
違う…
そうじゃない。
許してないのは…
僕自身だ…。
僕が怖がっているだけだ…。
僕だ…。
僕だったんだ…。
気がついた途端、僕の手の平には爪が突き刺さっていた。