君の向こうのココロ
僕は理緒の事すら信じてなかったんだ…。




車で30分かかった理緒までの距離。




今夜は自分の足で走って10分かからない。




高校時代の感覚が蘇る。




何かに勝とうとひた走り、跳び続けた毎日…




理緒を失って走ることを止めてた。




諦めたりやめたりするなんて




そんな簡単な事だった。







気持ち伝えてたなんて昔の事だ。





今の言葉で今の理緒に伝えなくちゃいけない。






一緒に暮らそうって
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