君の向こうのココロ
「へえぇ。少し小さめなのは、子供サイズなんだね~。神村に全部食べられちゃうよ~。」
「神村は朝食べませんから。お一つ食べますか?」
「もちろん、いただきます!」
僕はおにぎりにパクつく。
うまいっ!
「先輩ってば、奏太みたいです。」
もうすでに晴夏ちゃんと奏太君は寝ていて、理緒は神村の帰りを待つだけのようだった。
理緒は、クローゼットの奥からプレステ3を出して来て、ニコニコしながらリビングに座った。
「久々のゲームですなぁ~。しかも新作ができるなんて、超嬉しいです。」
わくわくしてる理緒の横顔が可愛い。
僕は
「神村は、いつも遅いの?」
と聞く。
なんか緊張してしまう。
「そうですね。月曜と金曜は、だいたい午前様の帰宅です。」
「そうなんだ。よく気付いたね。」
そんな風に話していてもちゃくちゃくとセッティングが進んで行く。
幼い顔、スラリとした指先、細い体付き…つい僕の目は理緒の全身を追ってしまう。
煩悩が邪魔かもしれない。
そんな下ゴコロはいらない。
思いを伝えたいのに…煩悩が先走りしそう…。
「神村は朝食べませんから。お一つ食べますか?」
「もちろん、いただきます!」
僕はおにぎりにパクつく。
うまいっ!
「先輩ってば、奏太みたいです。」
もうすでに晴夏ちゃんと奏太君は寝ていて、理緒は神村の帰りを待つだけのようだった。
理緒は、クローゼットの奥からプレステ3を出して来て、ニコニコしながらリビングに座った。
「久々のゲームですなぁ~。しかも新作ができるなんて、超嬉しいです。」
わくわくしてる理緒の横顔が可愛い。
僕は
「神村は、いつも遅いの?」
と聞く。
なんか緊張してしまう。
「そうですね。月曜と金曜は、だいたい午前様の帰宅です。」
「そうなんだ。よく気付いたね。」
そんな風に話していてもちゃくちゃくとセッティングが進んで行く。
幼い顔、スラリとした指先、細い体付き…つい僕の目は理緒の全身を追ってしまう。
煩悩が邪魔かもしれない。
そんな下ゴコロはいらない。
思いを伝えたいのに…煩悩が先走りしそう…。