響子様の好きな人
「ちょっと響子ちゃん!なんでドア閉めちゃうの?俺傷ついたんだけど~」


「貴方でなければそんなことは致しませんでしたわ」



そう、そこには何故か明良さんがおりました。

そして、よく見るとその隣には瑞希さんもおります。

なるほど、彼らもついてきたわけですね。



「響子さんすみません。明良がついてくるって言うこと聞かなくて……」



2人の後ろから里紗さんが申し訳なさそうに謝ってきました。


「ふふっ、良いですよ。明良さんは入れませんので」


「え!なんで!」


「だって優奈さんが呼んだのは里紗さんでしょう?瑞希さんはいいとして明良さんはちょっと……」


「響子ちゃん。俺すっげぇいい仕事したと思うけどなぁ」


「え?何がです……の」



よく目を凝らしてみるともう1人後ろに人がいるのが確認できます。
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