響子様の好きな人
「さぁ、着きましたわよ」



しばらく歩き、皆さんを部屋の中へと案内しました。

あぁ、葵さんが私の部屋に入るのですね。

緊張です。



部屋の中では既に鈴木が待機しており、人数分のティーカップがご用意しておりました。



「どうぞ、皆さん。こちらのソファーに腰掛けてください」



さすが鈴木ね。

用意がとてもいいわ。

皆さんの様子を見ているとふと、葵さんと目が合いましたわ。
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