響子様の好きな人
「あの!私からご提案ですが、流星を見に行きませんか?」



葵さんと休みを過ごせる貴重な日!!

ここは勇気を振り絞ってお誘いせねば!



「お、なになに?流星?天体観測って奴?」



そこに明良さんがやって来ました。

彼は物珍しそうに私の手にある雑誌を見ました。



「いいね。俺も一緒に行き……ぐはっ!!」


「明良は星に興味無いって言ってたじゃん?」




優奈さんの右拳が明良さんの腹に……なんて。


今なんか見てはいけないものを見たような気がしますわ。



気にしないでおきましょう。

気にしたらダメな気がしますわ
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