響子様の好きな人
「…くしゅんっ!」






更にもう1回。






「大丈夫?」


「す、すみません。少し体が冷えてしまったようで」



夏だと言って油断してしまいました。

夜、それも山地はかなり冷えます。



「はい、これ」


「え?」



そう言って差し出してきたのはブランケット。


「夏と言っても夜は冷えるだろうと思って持ってきたんだ。もう少し早めに出しておくべきだったね。これ、使って?」












女子力!!











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