響子様の好きな人
「ゆ、優奈さん!何からやりますか!?金魚すくい?射的!?あ、先のなにか食べるのもありですわね!」


「んー。とりあえず、ここで待機」


「えっ……」



ここで待機って、ここは神社の入口ですよ?

何も楽しいものなんてないじゃないですか。

若干気持ちがしぼんでしまいましたが、もしかするとお祭りはこうして楽しむものかもしれませんし、優奈さんに習えで入口で待機しましょう。

私は優奈さんの隣に立ってとりあえず待機をすることにしました。
< 80 / 122 >

この作品をシェア

pagetop