恋の味



「海………っ」


――――まだ
まだ間に合うかもしれない



「海智―――っ!!
あたしは海智で恋を知ったんだよ!他の誰でもないんだからね――――っ」


海智だってそうでしょ?


たっ!


ちゅっ…

「オォ――――」



甘くて苦い恋の味
それでも一口食べたらとまらない



END。



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