きさらぎの眼
悠人「あと3分だ」

思い沈黙の後兄はは小さく呟いた。

京「何が?」

悠人「お前が生まれた時間だ。
3分後時計が鳴ったらお前は目をつぶっていろ。何が起きても絶対に目を開けるなよ
いいか、何が起きてもだ、
..分かったな?」

有無を言わさないような兄の低い声色に
気圧され私は首をこくりと頷かせるだけだった。
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