きさらぎの眼
京はあたりを見ました。
立派な装飾が施された日本家屋だ
壁には襖、高そうな掛け軸や壺が置かれている。

???「お目覚めですか?キサラギの姫」

誰かの声が聞こえ同時に襖が開かれる。
姿を現したのは自分の膝くらいの小さな小さな女の子だった。

一目で分かったのはこの子が人では無いということだ。
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