きさらぎの眼
京「あっ!待って!ありがとうございますお兄様!!」

悠人「おい..お前にはプライドってもんがねえのか..」

悠人は呆れ顔で私の手に小包を返した。
中を開けると赤くて綺麗な石のブレスレットだった。

京「わぁ..きれい」

悠人「それ..母さんの形見なんだ
15才になったら渡すと約束していた
だから肌身放さず持っておけよ、
特に今日は...必ずな」
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