見守る恋じゃダメですか
初恋の終わり
#1
あれから約1ヶ月あまりが経った。
最近は放課後輝琉と教室でお喋りするのが日課になっている。
「輝琉、ちょっと聞いてくれる?」
この1ヶ月で、彼の素敵なところがいっぱい見つかった。
私の些細な気持ちにも気づいてくれて声をかけてくれる。
私の癖まで彼は知っていたのだ。
それは佑斗に言われたことと全く同じ内容。
「どうしたんですか?」
もう、名前を呼び捨てにするだけじゃ
顔を赤くしなくなっちゃったのは少し寂しく思うけど…
目を見て話してくれるようになって嬉しかった。
「あのね、伝えようと思うの…佑斗に今までの気持ちを」
私のなかにはもう輝琉の存在が大きくて、
これが恋愛感情だってことはとっくにわかってた。
だからこそ今までの私の気持ちに終わりを告げようと思ったのだ。
これで本当に終わりにできる。
最近は放課後輝琉と教室でお喋りするのが日課になっている。
「輝琉、ちょっと聞いてくれる?」
この1ヶ月で、彼の素敵なところがいっぱい見つかった。
私の些細な気持ちにも気づいてくれて声をかけてくれる。
私の癖まで彼は知っていたのだ。
それは佑斗に言われたことと全く同じ内容。
「どうしたんですか?」
もう、名前を呼び捨てにするだけじゃ
顔を赤くしなくなっちゃったのは少し寂しく思うけど…
目を見て話してくれるようになって嬉しかった。
「あのね、伝えようと思うの…佑斗に今までの気持ちを」
私のなかにはもう輝琉の存在が大きくて、
これが恋愛感情だってことはとっくにわかってた。
だからこそ今までの私の気持ちに終わりを告げようと思ったのだ。
これで本当に終わりにできる。