見守る恋じゃダメですか
#2
輝琉の家に着くと彼はホットココアを差し出してくれた。
「ありがとう」
「いいえ、お礼なんていりません…こんなに泣いて、こんなに体が冷えるまで外にいるなんて…」
私は持っていたカップを置いて、彼に抱きついた。
「怖かった…でもちゃんとこれで前に進めるよ」
もう終わった。
大丈夫。
だから私には彼にあの言葉をやっと言えるんだ。
彼の目をまっすぐ見つめた。
「好きだよ、輝琉のこと。私を輝琉の彼女にしてください」
「ありがとう」
「いいえ、お礼なんていりません…こんなに泣いて、こんなに体が冷えるまで外にいるなんて…」
私は持っていたカップを置いて、彼に抱きついた。
「怖かった…でもちゃんとこれで前に進めるよ」
もう終わった。
大丈夫。
だから私には彼にあの言葉をやっと言えるんだ。
彼の目をまっすぐ見つめた。
「好きだよ、輝琉のこと。私を輝琉の彼女にしてください」