私と二人の物語
『まだあの頃の、お姉さんを、忘れられたわけじゃありません』
ドクン。
私は篠田さんの台詞に心を締め付けられて、思わず口を押さえた。
崩れそうになったけど、ドアにもたれて身体を支えた。
篠田さんといる時には考えないようにしていたことが、溢れた。
ドクン。
私は篠田さんの台詞に心を締め付けられて、思わず口を押さえた。
崩れそうになったけど、ドアにもたれて身体を支えた。
篠田さんといる時には考えないようにしていたことが、溢れた。