私と二人の物語
その1ヶ月はあっという間に過ぎて、個展はもう明日からだった。

「じゃあ、明日からよろしくな」

「うん、任せて」

「気をつけてね」

「もう、子供じゃないし、近いし」

苦笑して手を振りながら、つくしさんが帰っていった。

打ち合わせを兼ねて、夕食を3人で食べたのだった。
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