鈍感過ぎる彼女の恋は。《完》
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「いらっしゃいませ、蓮水様。お待ちしておりました。」
お店に入ったら、何も言ってないのに奥の個室に通される。
社長は一体どんな買い方をしたんだ。
どんな奴が取りに来るかまで伝えてたんだろうか?これじゃ受取票の意味もない。
初めて入る高級ジュエリーショップの、しかも個室。落ち着けるはずもなく、高そうな調度品やシャンデリアをキョロキョロとせわしなく観察する。
ガチャ
そうこうしていると、先程の店員さんと他に2人の女性が入って来た。
「蓮水様、今からこちらに着替えて頂きます。」
「はい?」
こちらと言って差し出されたのは、黒のミニドレス。裾から胸にかけて小さなストーンがキラキラ輝いている。
綺麗。と見惚れてる場合ではない。
「あの?私、社長の遣いで品物を受け取りに来ただけなので…」
着替えるのは多分間違っている。
指輪ともう一つがこのドレスなんだとしたら、そのままホテルに届けなくてはならない。
「いらっしゃいませ、蓮水様。お待ちしておりました。」
お店に入ったら、何も言ってないのに奥の個室に通される。
社長は一体どんな買い方をしたんだ。
どんな奴が取りに来るかまで伝えてたんだろうか?これじゃ受取票の意味もない。
初めて入る高級ジュエリーショップの、しかも個室。落ち着けるはずもなく、高そうな調度品やシャンデリアをキョロキョロとせわしなく観察する。
ガチャ
そうこうしていると、先程の店員さんと他に2人の女性が入って来た。
「蓮水様、今からこちらに着替えて頂きます。」
「はい?」
こちらと言って差し出されたのは、黒のミニドレス。裾から胸にかけて小さなストーンがキラキラ輝いている。
綺麗。と見惚れてる場合ではない。
「あの?私、社長の遣いで品物を受け取りに来ただけなので…」
着替えるのは多分間違っている。
指輪ともう一つがこのドレスなんだとしたら、そのままホテルに届けなくてはならない。