白い悪魔(仮)



道場を潜ると、土方さんとガタイのいい人と眼鏡をかけた人がいた





うん、この形だとおおよその人物は検討がつく







「僕の相手は 誰ですか?」





「僕だよ♪」





お、新撰組で1,2を争う
一番隊隊長...沖田総司か 手加減できるかな。




僕、本気だすと彼を殺しかねない。





「よろしくお願いします、沖田さん。」






竹刀を持ち、道場の真ん中に立った





沖田総司が相手なのか、柄にもなく
少し緊張していた




緊張を解す活気合を入れるため
目を瞑り 呼吸を整えた





沖田さんの目を見ると、やはり強いものがある 自身に満ち溢れているというか 背負っている重みみたいなのが感じられる




彼の強さというのを 物語っていた。






< 8 / 11 >

この作品をシェア

pagetop