恋ノ音
ピーポーピーポー

ウー、ウー

どこかから救急車と消防車の音が聞こえた。

「あれ、この辺でなんかあったのかな、」

「あー、最近は…」

多分、物騒だな、と続くはずだった言葉は私たちの横を救急車が通ったことによって遮られた。

「え」

何故か嫌な予感がした私は急いで家まで向かった。
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