恋ノ音
「だ、大丈夫…」

そうは言ったものの、手や足の震えが止まらない…

その時、

ギュッ

私の体は暖かい温もりに包まれた

「た、拓也くん...」

「怖かったよな…」

そう言って私を抱きしめる拓くんは昔と変わってなくて...

私はしばらく拓くんの腕の中で泣いていた…
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