恋ノ音
拓也side

さっきのあれは、なんだったんだろう

校長室に向かいながら、先程の出来事を考える。
あの時、高橋先生と初めてあったとき、ズキッと頭に痛みがはしった。

それと同時にどこかで見たような既視感を覚えた

俺は、何か、大事なことを忘れている…?

誰に聞いたわけでもないが、そんな気がした。

そんな事を考えているうちに、校長室に着いた。

コンコン
「黒澤です。失礼します。」

そう言い、中に入った。

< 20 / 122 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop