恋ノ音
「だいたい、金髪なのがいけないんだ、」

その言葉を聞いた私は、ついに我慢の限界がきた

「それはっ生徒への侮辱じゃないでしょうかっ個性があるのは普通のことです‼」

勢いに任せてそう言った。

「私に向かってそんなことを言うんですか?私は主幹教諭ですよ?」

「っ」

こんなときばっかり、その立場を使って…!

何か言ってやろう、そう思って口を開いたとき、

「私は何ですか?田山先生…」

そう言って、武瑠校長が入ってきた。
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