あたし一人
どこからか聞こえた音。

部屋をみても誰もいない。


外?
そう思い外を見渡すと端に隠れるようにお母さんがいた。
地面にはゴミ袋。



お母さんの視線は一点に集中。



もちろんその先はお父さんと知らない女。



多分…ごみを捨てに行ったとき、この光景を見たんだ。




ありえない、やめてよ!そんなふうにお父さん達を見つめるお母さんがなんだか可愛そうになった。






でも、これが原因であたしはもっと八つ当たりされるわ……。






「ママ〜〜それでね?」


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