Crystal+Story
「みて、紅い瞳…」
「隣は蒼い瞳よ?」
「2人揃ってキレイねぇ…」
その声が聞こえたのか、リオは顔を赤く染めた。
「オレはともかく、確かにリオの瞳は珍しいな」
オレもリオをじっと見ると、ますます顔を赤くしたから笑いが込み上げてきた。
まず、リオの服を買うことになって、近くの服屋に入った。
入ったと同時に、店のおばさんが近寄ってきた。
「あなたに似合いそうな服があるの!!」
急に言われてあたふたするリオ。
「着せてもらったらいいよ」
オレもゲイルも試着を勧めた。
ためらいながら、リオはおばさんと店の奥へ。
服を色々見ていたら、突然外が騒がしくなった。