PLAYTHING!!
悪魔から姑へ
「朱羽可愛い~」
やや落ち込み気味の気分で教室に入ったわたし。
それに反して、イメチェンしたわたしを見た友達の美那(みな)のテンションは高い……。
休み時間に入るなり大はしゃぎ。
「もしかして……村田くんの告白成功した?」
美那ちんには言ってなかったんだった……。
村田くんにラブレターが渡せなかったどころか、悪魔のような男の彼女になってしまったことを……。
「ん……違うけど」
美那ちんの質問に言葉を濁すわたしに、
「それって伊崎の趣味なの?」
構わず香乃子は質問してきた……。
そんな名前出したりしたら~!
「えっ? 伊崎って隣のクラスの伊崎 理緒? 黒王子?」
思った通り見事に食いつく美那ちん。
あぁ……。
これ以上わたしが奴の彼女であることを知られたくないんだけど……。
「なんで村田くんじゃなくて伊崎くんなの? ねぇ?」
美那ちんは目をランランと輝かせながらわたしに詰め寄ってくる。
なんで女の子ってこういう、他人の好きだとか付き合ってるとか言う話が好きかなぁ~。
……わたしも好きだけど。
自分のはヤダよ、正直。
やや落ち込み気味の気分で教室に入ったわたし。
それに反して、イメチェンしたわたしを見た友達の美那(みな)のテンションは高い……。
休み時間に入るなり大はしゃぎ。
「もしかして……村田くんの告白成功した?」
美那ちんには言ってなかったんだった……。
村田くんにラブレターが渡せなかったどころか、悪魔のような男の彼女になってしまったことを……。
「ん……違うけど」
美那ちんの質問に言葉を濁すわたしに、
「それって伊崎の趣味なの?」
構わず香乃子は質問してきた……。
そんな名前出したりしたら~!
「えっ? 伊崎って隣のクラスの伊崎 理緒? 黒王子?」
思った通り見事に食いつく美那ちん。
あぁ……。
これ以上わたしが奴の彼女であることを知られたくないんだけど……。
「なんで村田くんじゃなくて伊崎くんなの? ねぇ?」
美那ちんは目をランランと輝かせながらわたしに詰め寄ってくる。
なんで女の子ってこういう、他人の好きだとか付き合ってるとか言う話が好きかなぁ~。
……わたしも好きだけど。
自分のはヤダよ、正直。