PLAYTHING!!
「ずっとかけてれば? 頭良さそうに見えるよ」
ムカついたから皮肉を言ってみたものの……、
「頭良さそうに見せなくても俺、問題無いから。頭」
こう言ってわたしにほくそ笑んでくる顔が腹立つ……。
更に、
「おまえがかければ? 見た目だけでも頭良さそうに見えるかも」
余計な一言と一緒にかけていたメガネをわたしに着けてきた。
レンズ越しに、
小さく笑う理緒くんが見えて、
それが、わたしだけに向けられてるのかと思ったら、
やっぱりドキッてなるわけで……。
性格に反して良い外見が恨めしかった。
何となく恥ずかしくて目を逸らすわたしに、
「かけてもアホ面だ」
乱暴にぶつけられたこの言葉……。
浮かべた笑顔は、
やっぱり、それに反してて……、
優しくて柔らかかった。
ムカついたから皮肉を言ってみたものの……、
「頭良さそうに見せなくても俺、問題無いから。頭」
こう言ってわたしにほくそ笑んでくる顔が腹立つ……。
更に、
「おまえがかければ? 見た目だけでも頭良さそうに見えるかも」
余計な一言と一緒にかけていたメガネをわたしに着けてきた。
レンズ越しに、
小さく笑う理緒くんが見えて、
それが、わたしだけに向けられてるのかと思ったら、
やっぱりドキッてなるわけで……。
性格に反して良い外見が恨めしかった。
何となく恥ずかしくて目を逸らすわたしに、
「かけてもアホ面だ」
乱暴にぶつけられたこの言葉……。
浮かべた笑顔は、
やっぱり、それに反してて……、
優しくて柔らかかった。