moon~満ちる日舞う少女~【中】
もっと絡んでればよかったな。ま、今更だけど。
ーピーンポーンパーンポーンー
『ごほんっ。えーー…2年1組、大鳥美月、支給理事長テントまできてね♡』
ーピーンポーンパーンポーンー
修「美月、なにかしたのか…?」
美「そんわけあるかぁ!…まぁとにかく行ってくるよ。みんな食べ終わったら戻ってていいからね」
勝「おっけー!」
えーっと、理事長テントってあれか?…っとになんで次から次へと色んなことが起こるんだろうなぁ…。
美「理事長」
愛「おっ、美月〜」
理事長テントは周りには何もなく、小さい声なら誰にもバレる心配はなさそう。
美「で、なんですか?愛斗さん」
愛「美月が出る競技もうないだろ?…喧嘩合戦までここで俺の話し相手してくれよ〜!」
美「まぁそんなことだろうとは思ってました」
愛「ほらほら、そこに座って」
私は言われた通りイスに座る。