moon~満ちる日舞う少女~【中】






総「んなことより見ろ!…動いたぞ」



亮が修也に殴りかかる。…けど、それを修也がいなして蹴りを入れる。亮はそれを読んでいたのかあっさり避ける。



南「なんやあれ……まるで次の攻撃がわかっとうみたいやんか…」



瀬「ありえない……」



総「観察眼って次の攻撃まで読めんのかよっ!」



美「いや、正確には…修也の視線や足の軸、重心の傾き……それと、攻撃パターンから読んでるんじゃないかな?」



瀬「そんなことできるの?!」



美「うーーん…」



愛「でも、それなら美月だって似たようなもんじゃねぇ?」



いや、そんなこと…



南・総・瀬「「「確かに」」」



美「…」



南「美月はなんかなぁ、そういうのもすごいけど…亮は少し違うってきがするんよな…」



総「まぁ……美月は読んでる時もあるのかもしれねぇけど、大体は来た攻撃と来る攻撃の対処してるわけだろ?…」



確かにそう言われればそんな感じ。

















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