moon~満ちる日舞う少女~【中】
〜愛斗side〜
愛「おい、なにがあった?!」
美「え?」
愛「無自覚か…?!……」
美月が今にも崩れ落ちそうな顔をしてる。真っ青で壊れかけてる。……あの時のように…
愛「美月…」
俺は南を呼ぶために携帯をとりだし連絡した。そしたらすぐに来た。
南「美月…っ」
愛「おい美月、南が来たぞ。もう大丈夫だ」
美「…そ、そう…だね……ふっう…うぅ……」
〜南side〜
南「なにがあったん?」
美「…どうしよう…私……」
あの時……こんなことがあった。……俺はまだ幹部じゃなくて、美月は幹部のとき。…
その頃から美月はものすごく強かった。美月が活躍すればみんなは喜び憧れた。俺もその1人。
けどある日を境に美月は倉庫にこんくなった。そこまで重要なことではないと思っていたけど、学校から帰るとき、美月が傷たらけで横たわっていたのに気づいた。
そん時の美月の顔はまさに壊れかけた人形のようやった。…
俺は通りかかりの愛斗さんと急いで美月の手当をした。美月には反応がなくて、
けどあの時は世羅さんが来た。
もう世羅さんはいない。俺らが仲間としてしゃんとせな…。